お前はお客さんではない!

こんにちは、歯科医師9年目のHachiです!

僕は今もずっと勤務医をしてます。

勤務医あるあるとしては、以下のような不満が挙げられます。

・院長の患者さんの保険治療を回される。

・院長にアシストがついて、勤務医にアシストがつかないor経験の浅いアシストがつく。

・自分が使いたい器具が使えない。

などなど‥‥

そして、愚痴・不満を漏らし、職場に悪い雰囲気をもらたす。

そんなことをしてはいませんか?もしくは周りにいませんか?

そんなこと私はしてない、そんな人は周りにいない。

本当にそうとはっきり言い切れますか?

私はこれだけ我慢して治療しているのに、院長は時間も人も使えてズルい!私だって、院長と同じ環境ならもっとクオリティ高い治療できるし、売り上げられる。

こんなこと思ったりはしてませんか?

正直に言います。

僕は思っています。

9年目にして、この考えがいかに浅はかで、自分を貶めているかを初めて知りました。

なので、その考えは少しずつ改善はされてきたように思います。

でも、それでもまだこの考えに囚われる時があります。

じゃあ本当に院長と同じ環境なら、院長と同じような結果は出せるでしょうか?

「出せる」と断言できるなら、とっとと開業された方がいいでしょう。

僕はそういう人を尊敬します(ガチで)

ただ申し訳ありませんが、大半の人は院長と同じ結果を出せません。

その理由は、、、

「私はこれだけ我慢して治療しているのに、院長は時間も人も使えてズルい!私だって、院長と同じ環境ならもっとクオリティ高い治療できるし、売り上げられる。」

この考えを持っている時点で、その人は「お客さん」感覚で仕事をしてるからです。

僕ら勤務医は院長からお給料をいただいている以上、その給料以上の"価値"を医院に提供しなければなりません。

あなたが何百万円を支払って高級車を買ったとします。

その高級車が、運転してもすぐ故障したり、思ったよりスピードが出なかったらどう思いますか?

あなたはきっと怒るでしょう。

高価な金額を出しているのだから、それなりの対価がないとおかしいですよね?

それと同じことが勤務医にも言えます。

給料の高い、低いはあるでしょうが、我々歯科医師は一般的に平均年収よりは多くもらっている人が多いと思います。

つまり、院長はあなたにそれだけ高価な金額を支払っています。

それなのに大した価値をあなたが生み出していないとしたら、院長はどう思うでしょうか?

「それはまだ私は○年目だから、できなくて当たり前」

それなら不満を言う前にとっととできるようになりましょう。

「それは私にはアシストがつかないから、そんなクオリティ出せない」

それならアシストがいなくてもできるシステム(ラバーダム、排唾管の活用など)を開拓しましょう。

もしくは、治療で思うように売り上げられないなら、

スタッフの教育に力を入れる、マニュアルを作成する、採用活動に協力する、などなど

歯医者の仕事は治療だけではなく、多岐にわたります。

それらで価値を見出してください。

その経験は必ずあなたの力となってくれます。

頑張ってください。僕も頑張ります。

できている人はそのまま突っ走ってください。

できてない人は大丈夫。僕もできてません。

一緒に這い上がりましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました