読書日記1:頭がいい人の読書術

僕は読書は好きです。ですが、悩みもあります。

「読むスピードが遅い」

「読んでも、内容を忘れてしまう」

「面白くない本はより読むのに時間がかかってしまう。」

こうした悩みを解消してくれた本が、

「頭のいい人の読書術」(尾藤克之氏 著)

です!

著者の尾藤さんは、どんな本でもたった10分で読んで、30分で書評を書いてしまうとのことです。

本の中にはさまざまな読書のテクニックやアウトプットの重要性が語られています。

今回はそのなかで僕が特にためになった内容をピックアップしてご紹介したいと思います。

読むスピードを上げるために

・ページの3分の1しか読まない

僕も初め嘘かと思いましたが、

ページの上3分の1を読むだけで大体の内容は掴めます。

慣れるまでは上半分、つまり50%を読むようにしても構いません。

そして、内容を掴むのは“大体”でいいのです。

全部を理解しようとするから、隅々まで読もうとするし、時間がかかります。

それでいつの間にか読書が苦痛になります。

もっと肩の力を抜いて、大体でいいんだという軽い気持ちで読んでいきます。

まずは1冊の本を読み切った!という成功体験が読書の楽しさを高めてくれることでしょう。

・目次を読んで全体像を把握する

これは有名な話かもしれません。

目次で第1章と小見出しの流れを観察し、それが面白いと思えれば、続けて第二章も読みます。

読んだ内容を覚えておくために

・読む目的を明確化する

この本を読むことで何を得たいのか?

これを明確化していると、人間の脳は意識的にその内容を記憶に留めようとします。

人間は重要だと思うものに関しては記憶の定着がいいとされます。

ただ漫然と読み進めるより、記憶の定着の効率がぐんと上がります。

・エビングハウスの忘却曲線を意識する

エビングハウスの忘却曲線とは、

20分後には42%忘れる

1時間後には56%忘れる

9時間後には64%忘れる

1日後には67%忘れる

2日後には72%忘れる

6日後には75%忘れる

31日後には79%忘れる

というものです。

これを意識して、記憶の定着を良くするための方法が、

24時間に10分間の復習をする。1週間以内に5分間の復習をする。1ヶ月以内に2〜4分間の復習をする。

要は反復読書が効果的です。

頭がいい人の本の読み方

・一番大事なのは「読書を楽しむこと」

当たり前のことですが、読書はテスト勉強ではありません。「趣味:読書」と言われるように、読書は「楽しむもの」でないといけないのです。

楽しくなければ内容も入らないし、続けて読もうとしません。

それをなぜかテスト勉強かのように端から端まで真面目に読んでしまうのです。

僕もまさにそうでした。

せっかく買った本だから隅々まで読まないと勿体無いと思いがちです。

ですが、本当に勿体無いのはあなたの時間です。

自分が楽しくないと思った内容は飛ばしていいし、面白くないと思った本は読まなくていいのです。

さっさと諦めて次の面白い本を探すことのほうが何よりも大事です。

・「初めに」「終わりに」「第1章」を読んで内容を掴む

多くの人は、本を1ページから読み始めると思います。

なので、当然そこに面白い内容がないとそれ以上読もうとは思いません。

それはつまり、その時点で面白いと思えなければ、それ以上読む必要はありません。

とっとと次の本の出会いを探しましょう。

以上がこの本から得た読書の秘訣です。

そして一番大事なのが、「アウトプット」です。

今回、読書日記を書こうと思ったのも、「アウトプット」をするためにです。

アウトプットをすることで記憶の定着にもつながります。

それでは次の読書日記でお会いしましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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